医療広告ガイドラインに抵触しない症例の載せ方

医療広告ガイドラインでは、症例(ビフォーアフターの写真)を掲載する場合、治療の効果・内容について患者に誤認を与えないように詳しい情報を載せることが義務付けられています。
症例を掲載する場合には、下記の情報を必ず添えて掲載してください。
※一つでも欠けると抵触する恐れがあります。かならずすべて掲載してください。

症例写真とともに必ず掲載する情報

①治療内容

どんな症状で来院したか、どんな治療を行ったかを具体的に記載してください。

例:事故によって歯根破折した左臼歯3本に、インプラントを埋め込み、その上に人工の歯(クラウン)を被せるインプラント治療を行いました。

②治療期間、通院回数

治療期間と通院回数は患者さんによって変動する場合もありますので、おおよその目安で構いません。

例:約6ヶ月、8回 など

③費用

・自由診療か、保険診療か
・この処置にかかった費用

※保険診療の場合、約●●●●円前後とお書きください。無記入や、保険診療の記載のみでは抵触する恐れがあります。

例:総額1,100,000円
(インプラント・上部構造350,000円/1本。検査、診断、手術処置費用等を含む。)

リスク・副作用

治療の際に考えられるリスク、副作用をできる限り掲載してください。

例:出血、腫れ、疼痛、神経麻痺、補綴物の脱落・破損、インプラント体の破損、インプラント歯周炎